apple対google, Gruber対Wilcox

John GruberがJoe Wilcoxと口論している。野次馬は覗いてみたくなる。

http://daringfireball.net/2010/06/whats_fair

steve jobsgoogleに放った宣戦布告の言葉の解釈をめぐっての議論らしい。
「我々はサーチビジネスに参入していない。彼等が電話(スマートフォン)ビジネスに入ってきたのだ」
“We did not enter the search business. They entered the phone business.”

John Gruberの反論

グーグルがモバイルに新規参入したとは誰も言っていない

「グーグルが2005年にアンデロイドを買ったころからモバイル参入の意思を示している」「から今になってのことでない」という批判に対してGruberはこう言っている:ジョブスが言っているのはモバイルに入ってきたことでなくて、iphoneのスペースに入ってきたことだ。以前はblack berryやwindows mobileのようなappleが作りもしないような機種をターゲットとしていた。それがiphoneのデビュー以降それにソックリのようなものを出した。(リンクをたどると以前の最近の機種の画像が見れる)

ジョブスはgoogleiphoneモドキを出したことに対して怒っている、と反論しているわけだ。

攻撃と報復

DFはgoogleiphoneに似た機種を出したことに対しては批判していない。「これが競争だ」と認めている。しかし、このようなgoogleに縄張をおかされていながら、以前のように友好関係を続けろという考えはおかしいと指摘している。googleがAnalytics情報を得られないようにするなどの報復行為があって当然だろと。

こうなる必要はなかった

もしgoogleが縄張侵入してこなければ(blackberryに照準をさだめたままだったら)、iAdsを出してgoogleと真正面から闘うのうなことにはならなかったかもしれない、と分析している。実際どうなったかわ誰にもわからない「googleが最初に撃ってきたから」、、

競争はナイスなものではない

しかし、「ある会社」はよりナイスでないそして信頼に欠ける、としてグーグルがmotorolaを裏切ったことを示唆するニュースへリンクしている。 http://www.chicagobusiness.com/cgi-bin/article.pl?articleId=32943

アップルはナイスな勝者ではない。しかし、「良い趣味をした最初の勝者」と呼んでいる。

アップル派ブロガー

minimalistなサイトを見てわかるように、JOHN GRUBERはアップルのデザインの良さに感銘を受けているブロガーの一人だ。「フェアなアップル派」として知られている。しかし、モバイルをめぐるapplegoogleにおいては、完全にapple側にまわっているようだ。

ブロガー同士の口論は?

その下はWilcox氏との口論だ。Wilcox氏の「何故ブログにコメントさせない」という批判に対し。ノイズが増えるからというようなことを言っている。彼の美的感覚からするとわかる。自分のブログから反論すればすればいいだろ、とも指摘している。確かにそうだ。

テングはiphoneandroidも持っていない。この問題に関してハッキリ言ってあまり関心がない。派手にやっているところを見たくなってしまっただけだ。野次馬はこれぐらいにしておこう。