Machは頻繁な再起動を前提に意図的に資源を漏らしていたという話
NeXTでOS開発をしていたWim Oudshoorn氏が資源漏れバグを見つけ出したときの話。
http://clozure.com/pipermail/openmcl-devel/2011-February/012567.html
CMUでMachの設計開発に携わっていた上司にその話をしたところ、面倒な管理をするよりは資源を漏らしっぱなしにした方が「通常の稼動状況」では効率が良いというスタンスでデザインされたということを知った。Machの設計者はリソース漏れが問題にならないぐらいの頻度で再起動されるという仮定をしていたのだ。逆にNeXTの客がこの仮定に反する使用をしていることに驚いたようだった。
NeXTと言えばOS XのベースとなったOSだ。