ジョブスの失われたインタビュー

「Triumph of the Nerds」というテレビ番組のためにBob CringelyがNeXT時代のジョブスに一時間にわったてインタビューした。しかし番組にはその一部しか使われなかった。最近、番組の監督のガレージからインタビュー全てを収録したVHSのテープが出土した。(タイミング良すぎるな) これに基いたドキュメンタリー映画がリリースされるようだ。

http://www.stevejobsthelostinterview.com/

これのプレビユーを観たLuke Wroblewski氏が美味しい引用をポストした:
http://www.lukew.com/ff/entry.asp?1449

以下、その一部の訳:

「自分がなぜそういう行動するのかについて深く考える人は少い」

「努力を惜しまず質問を沢山すればビジネスは結構はやくおぼえことができる。」

「多くの企業は素晴しい製品を創るというのはどういうことかを忘れる。初期の成功後、セールスとマーケッティングが主権を握りプロダクト系の人は最終的に追い出される。」

「企業は成長の過程で以前の成功を再現しようとする。しかし、成功はプロセスによるものと思い込んでしまう。プロセスにcontentの役割をさせようとしてしまう」 (ここでいうcontentというのは製品の本質的な部分のような意味だと思う)

「ベストな人間はcontentを理解しているものだ。管理するのは面倒だが、素晴しい(仕事をする)のでその価値がある」

「多くの企業は素晴しいアイデアが仕事の9割りだとする病にかかる。そして、他の人にそれを話すと、当然それを実現できると思ってしまう。しかし、素晴しい製品と素晴しいアイデアの間には途方もないぐらいの職人の技が必要になる。製品をデザインするということは5千個のものを頭のなかに入れ、それを新しく違った形でフィットさせ、欲しいものを見出すことだ。そして、日々、新しい問題や少し違った組合せかたをする機会を発見する」

「製品をどの方向に進めていくのか? この決断はtaste(美的感覚)に終結する。人類の最高のアイデアにどっぷりつかれ。そしてそれらを統合せよ。多方面からの興味の対象を寄せ集めろ」

「何故ある人は銀行家にならず詩人になるのか? それ(そういう精神)を製品に込めると客はそれに気付く。そしてその製品を愛するだろう」