Ubuntu+qemuでFreeBSD

virtualboxwinxp+ie8を走らせられるようにしたばかりだが、さらに優れたvirtualization環境があった。なんとコマンド二発でゲストOSのインストールにたどり付ける。しかもコマンドラインツールでサクサクと軽い。知らんまにvirtualizationは凄いことになっていた。

切っ掛けはこのポスト。これの著者はOS収集家とみえる。
http://sam.ai.ki/qemu.html
インスートル済みのOSは: OpenBSD NetBSD FreeBSD DragonFlyBSD Debian GNU/Linux Windows XP Mac OS X Haiku
PureDarwinとSolarisにも挑戦中。Plan9も使うというから本格的なOSギークだ。


# インストール先のディスクを作る。qcow2というフォーマットがいいらしい。7GBもあれば入るだろう。
$ qemu-img create -f qcow2 freebsd.img 7G
# FreeBSDインストーラISOをダウンロード。
$ wget ftp://ftpXX.xx.freebsd.org/pub/FreeBSD/ISO-IMAGES-i386/8.1/FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-disc1.iso
# これでバーチャルマシンがブートする。
$ qemu -hda freebsd.img -cdrom FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-disc1.iso -boot d -m 128 -enable-kqemu
これだけで見慣れた画面がでる。

そして永遠に不変のインストーラ画面!

ところがシェルを見るとエラーが:
Could not open '/dev/kqemu' - QEMU acceleration layer not activated: No such file or directory

kqemuね、、


$ apt-cache search kqemu
kqemu-common - Common files for the QEMU Accelerator module
kqemu-source - Source for the QEMU Accelerator module
kvm - Full virtualization on i386 and amd64 hardware
あれkqemu自体がないの? どうやってインストールするの?

とりあえず入れてみるか。
$ sudo apt-get install kqemu-common kqemu-source
なんとsourceをインストールしたら入った。勝手にコンパイルしてくれたのかな。注意して見ていなかった。

今度だどうか?
$ qemu -hda freebsd.img -cdrom FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-disc1.iso -boot d -m 128
Could not open '/dev/kqemu' - QEMU acceleration layer not activated: Permission denied
あれまた? じゃなくて権限の問題だ。

# 自分をkqemuグループに追加してっと。
$ sudo vigr
...
これで解決。
またFreeBSDはインストール中。使えるようになったら追って報告します。