Clojureの親、Rich Hickyが募金の呼び掛けを止めることにした

この声明でRich HickyはClojure開発をサポートするための寄付金の呼び掛けを止めることを明かにした。
http://clojure.org/funding

寄付金を受けることにより、私の時間に対する非現実的な権利意識をコミュニティーの一部の人に与えることになってしまった。寄付に関する期待は色々あるだろうが、Clojureは一個人として作ったもので、これからもそうありつづける。これまで寄付してくれた方々には有り難く思っている。そして、この恩は何倍にもして自分の時間で返したと自負している。Clojureはその歴史を通して主に私の事業により資金調達されてきた。これからもClojure/coreにおいてこの形態が続く。Clojureの開発は私(達)のギフトであることを完全に明確にするために寄付金の呼び掛けは止める。


お金を寄付したからHickyのクライアントになった気分で指図を出した奴がいるようだ。 誰だ、そういうことをするやつは? Hickyの口調はビジネスライクに簡潔だが、その背後には苛立たしさが感じられる。プッツン切れた勢いでこのポストを書いたようにも感じられる。

RubyといえClojureといえ素晴しい言語を世に出した末、面倒なことに巻き込まれる。OSS言語リーダは本当に大変だと思う。ユーザはこの精神に従って使っている言語を褒めましょう: http://d.hatena.ne.jp/karasuyamatengu/20110103/1294019241