グーグルのcloudオフィス戦略
http://techcrunch.com/2011/02/27/burning-chrome/
OSに進化しいくChromeブラウザ
- 数多くのフォーマットを新規サポート http://googledocs.blogspot.com/2011/02/12-new-file-formats-in-google-docs.html
- Excel、Powerpoint、Photoshop、PostScriptを含む
- バックグラウンドで走るアプリ http://techcrunch.com/2011/02/23/chrome-background-apps/
- Cloud Connect for Microsoft Office http://googledocs.blogspot.com/2011/02/google-cloud-connect-for-microsoft.html
- オフィスドキュメントをGoogle Docsにsync
「Chrome OS」と「何かのOSに載っているChrome」とに違いが薄れていく。
厳密に言えばChromeはWindows上で動くブラウザにすぎないが、現実的にはユーザにOSとしての機能を提供していくようになる
- ドキュメントをGoogle Docsで読み書きする
- HTML5で動画を見る
- gmailで意思疎通し Google Voice plugin を使う
- Google Docsをファイルシステムとして使うことも可能だ
まず、ベストなブラウザを作り、Google Docsに文書を移動するのを簡単にし、ジワジワと容赦無くウインドーズとオフィスを不要なものにし、それに取って代わることがグーグルの長期戦略のようだ。「オフィスもう数ヶ月触ってないよ。本当に必要なの、これ?」とビジネスに思わせる。
そうなるにはネット接続が電気のような普遍性と信頼性を達成しなければならない。電気が使われ始めたころ、個々の工場が独自の発電機をもっていた。管理者にこの重要な機能をアウトソーシングしろなんて言ったら愕然としただろう。しかしすぐに非効率な自前発電機は今日の配電網に置き換えられた。計算力は電力でクラウドは配電網と同じ位置付けにある。
他の会社と違ってgoogleが「cloud」と言うときはこいつらは本気だ。… 誰よりも大きく先を考えている。問題は、この素晴しい戦略を成功させるにはサーチ市場を支配しつづける必要がある。… 最近、ボールから目をはなしていたが、やっと検索スパムを制御しはじめた。正しい方向への一歩だ。Chromeの未来を達成するには官僚的になりすぎてしまったと思ったがそうでもないようだ。