もうちょっとまともなHN言語人気度グラフ

嫌い好きの投票数の合計をユーザ数と見立てた人気度グラフ
http://attractivechaos.github.com/HN-prog-lang-poll.png

上のグラフを見るとHNの読者層の使用言語として納得がいく。ノーマライズされた好き投票数を見るとハッカー向けの言語が上位をしめている。これも納得。下位を見ると時代遅れの言語のなかにJavaが…。

仕事の制約で否応なしに使わなければいけない言語が右半分によった感じだ。一方、個人プロジェクトやスタートアップで言語が選択できる状況で使用されているのが左に見られるものだろう。

このなかで唯一「普通の仕事」で使える(少なくとも米国では)Pythonが断トツトップだというのがこの結果で一番面白いところだ。実用できるハッカー言語。プログラムの組みやすさを目的としたVan Rossum氏のもくろみが当ったということだろう。

Clojureは難しいプログラムを正しく書けるようにするのが唯一の目的みたいなことをHickey氏は言っていたが、プログラマの快適さも考えて設計している。ちょっと使ってみるとサクサク感があるというか心地良い。プログラマに快適さ与えるという点ではPythonに似ている。このような感覚とJavaに見られる産業的なパワーを両立させているClojureは凄い。

プログラマの都合優先言語といえばPerlなんだが、これは真ん中へん。TMTOWTDIが「There should be one-- and preferably only one --obvious way to do it」に負けたってことか。

以外なのが、HNでは明らかにトップにくるだろうと思っていたRubyの7位。スタートアップ界で大当りし、人気言語から「仕事で使わなきゃいけない言語」になってしまったからだろうか。Rubyはスタートアップ界のJavaになってしまったのかもしれない。

あと、驚きなのがJava派生言語のC#の人気。C#ファンが言う「改善されたJava」というのにも一理あるようだ。

個人的に習得したい言語がほぼ左からランキングされている。HNに洗脳されている証拠だ。