Consumer Report誌： iPhone4アンテナ問題をラボで確認。「勧められない」

アップルファンを騒がせているiPhone4アンテナ問題。今迄だれも客観的なテストの結果を公開したものはいなかった。なので、客の主観的な文句とジョブスの有名な一行のメールの問答で終っていた。

やっと信頼できるところが客観的な結果を出してくれた。Consumer Report誌の調査隊は３つもiPhoneを買い外部電場を遮断する実験室(radio frequency isolation chamber)で電波塔のエミュレータを使って実験を行った。

結果：指でアンテナをカバーすると受信能力が低下する。シグナルが弱いところだと、コールが切れる。

正にユーザが出していた苦情だ。

他のAT&T数機種を試してみたが、この問題はなかった。なので、AT&Tの問題ではなさそうだ。じょぶすの言い訳であった「インディケータの誤表示による錯覚」っていうのも疑わしくなる。

しかし、簡単な解決策がある。ガムテープなどの非伝導体でアンテナを守ると大丈夫だそうだ。つまり、カバーで解決できそうな問題のようだ。

iPone4は次のような機能により非常に優れた製品としている。

しかし、アンテナ問題の克服無しでは「お勧め」の印は与えられないとしている。同誌がiPhoneをお勧めにするにはアンテナ問題に対する「無料で恒久的な解決策」をアップルが提供することが前提になる。

ジョブスの「reality distortion field」もConsumer Report誌にはかなわない。さて、ジョブスはどうでるか。素直に認めて改善するか。それとも現実歪曲を続けるか。