ASFがJCPから脱退

https://blogs.apache.org/foundation/entry/the_asf_resigns_from_the
ASFの声明をラフに訳してみた

Apache Software FoundationはJava SE/EE Executive Committeeから辞退した。

何故このよう重大な決断をしたかをコミュニティーに説明したい。

Java SE 7投票はECがJCPをオープンな仕様プロセスとして守る意思がありそのルールと精神がまだ有効であること証明する最後のチャンスであった。

問題を要約すると、オラクルはJSPAで規定された責任を回避しながらも、ECにJava SE 7の仕様要求を提出した。このライセンスには矛盾があり独自の実装の分配を厳しく制約し、仕様の独自のオープンソープの実装を禁じるものだ。オラクルはこれらの問題に関するECからの質問を無視した。

「JSPAによる責任から逃避した」というのはオラクルがASFのHarmonyプロジェクトにTCKライセンスを提供しないことを言っている。この(TCKライセンスの提供の)公約違反はまた2006年8月にサンマイクロシステムズが始めて、オラクルが現時点でも続行しているものだ。詳細はASFからサンマイクロシステムズへのオープンレターを参照。

この投票はECがJava specification ecosystemを統治する者としての唯一の実権であった。(ASFは)実装者の権利を守り、JCP仕様を自由に実装し配分することができるようにJCPのライセンス構造の整合性を守る意思を以前から示してきた。


ラクルを含むECメンバーの大半がJava SE 7ライセンスに見られるようは配分制限はJCPにあるべきものではないと公言している。 ECの個人メンバーDoug LeaとTim Peierlsがこの問題に抗議するために辞退している。

Java SE 7を認可したことによりECは二点において間違いをおかした:実装者の権利を守ることを拒否し、JCPのライセンス構造の整合性を壊した。

ASFは次の結論を出した:

  • JCPはオープンは仕様プロセスではない。
  • Java仕様はproprietaryテクノロジーであり、「spec lead」が選択するライセンス--それがどのようなものであっても--を受けなければならない。
  • ラクルの営利目的がエコシステムの透明な統治と干渉し続ける
  • オープンソースライセンス下のindependentなJSRsの実装を配分し「spec lead」や「expert group」メンバーがおこす知的所有権の訴訟からユーザが守ることは不可能。
  • ECはJCPのgovernanceにおいてその執行力を使えない

つまり「EC」は執行委員会でなく、「Java Community Process」はコミュニティーのプロセスではない。
なので、ASFの代表はJCPのプログラム管理オフィスに即時有効で辞退する通告をした。